注:この記事には作中に画像の探し方と内容のネタバレがあります。
作中に隠された差し込み画像
『陰謀論のオシゴト』パート2が公開された。パート2でも制作陣は視聴者を楽しませるため、こっそりと本編が始まる直前に画像を差し込んでいる。パート1の時より手が込んでいて制作陣の遊び心と本気を見た。
シーズン1の隠し画像の記事はこちら
https://karatachi-tree.hatenablog.com/entry/2022/06/13/120511
画像の探し方
本編には全て約7秒目に画像が差し込まれている。ここで黒い画面に白文字で表示されている’a netflix series’が白く塗りつぶされる。その後にジーッという音がして一瞬だけ画像が差し込まれている。1秒もたたないうちに画像が荒くなって本編が始まるので、再生速度を一番遅い0.5にすると確認しやすい。
画像の内容
11話
最初に公開されたシーズン1パート2のトレーラーと同じ内容。
6つの秘密結社が集う”バーニングマン”スタイルの野外フェス、ボヘミアン・グローブの映像。左下には年月日:2000年7月15日午後10時。右には録画されている時間:1時間3分11秒。過去の誰かが録画したものとわかる。映っている2人はローブの形からイルミナティの上層部ではない組織員かイベント参加者と思われる。
12話
左にプロビデンスの目。右に’Janssen Portrait of Shakespeare’という1610年代初期に描かれた作者不詳のウィリアム・シェイクスピアの肖像画。
余談だがこの肖像画は後世の加筆によりハゲに見えていたそうだ。
シェイクスピアの肖像画が使われているのは恐らく12話が俳優をネタにした回だから。
劇作家シェイクスピアを描いたとされる肖像画は何枚もあるがどれも顔が違う。12話には著名な俳優が数多く登場し、作中では女性の血液によって若さを保つ裏の顔がある。俳優は様々な役を演じる職業。そういった意味では多様な顔を持っていると解釈できる。
13話
架空の古代の壁画。左にサイキックキノコ4匹(4人?)、右に槍を持って走る棒人間4人と焚火。左上やや中央に人間の手形が2つ。作中で言及された人間とサイキックキノコの対立を描いている
14話
1903年ノースカロライナ州キルデビルヒルズの砂丘での初飛行前のライト兄弟と思われる写真。2つに破かれていて左は作中に登場する2人の架空の兄弟ユダと思われる。実際にその人物が誰かは不明。知っている人がいれば情報求む。
15話
荒れて砂嵐が起こっているテレビ画面。画面いっぱいにでかでかと赤い文字でCONSUMEと映っている
16話
コグニート社のラボの検査結果を伝える用紙:用紙の右下斜めに検査を行った者の名前、職業、検査に何を使ったのか意図的に隠す形で採血容器が1本置かれている。
以下は検査結果内容の拙訳
日付:11月18日
検査結果
急性友情ウィルス2感染
患者:ブレット・ハンド
検査
Bloodの後は採血容器で隠されているが血液サンプルとわかる
患者ID:099355245407-1
検査:サンプル
実験
友情ウィルス
(抗体検査)
検査結果
陽性
ウィルス負荷> .013
医師(採血を入れる容器で隠されているがアンドレの名前が書かれていると推測される)
17話
映画の脚本。映画’Kazaam’(邦題:『ミラクル・アドベンチャー/カザーム』)は17話の時間軸変更によってタイトルが次々と変わる。脚本のタイトルは’SHAMUZAAMSUKISAURUS’。実在の映画が元ネタになっているためか、副題と監督名などは英語圏で読める人が少ないキリル文字表記。右下には錨マークの周囲を文字が囲む二重円デザインのスタンプが押されている。
18話
年季の入った本が並ぶ図書館の本棚に立てかけられた新品の’Berenstain Bears’(『バーンスタインベアーズ』)の表紙。アメリカではロングセラーの絵本でアニメ化やゲーム化もされている。古き良きド健全な児童書のはずが17話の時間軸変更の影響でキャラクターが一家全員全裸。外性器まではっきりと描かれている。